サイバーセキュリティ2020最前線《 Chapter#03 デジタル時代の証拠保全―デジタルフォレンジックの必要性 》を公開しました。
2020年2月、3月に連続して公開させていただきました、脅威インテリジェンスに関する最新解説《 Chapter#01 》 《 Chapter#02 》ですが、おかげさまでご好評いただております。ありがとうございます。
このたび、最新の《 Chapter#03 》も完成しました。第3弾のメインテーマは、「デジタルフォレンジック」です。
どんな堅牢なセキュリティシステムであっても、残念ながら全てのサイバー攻撃を完璧に防御できるとは言いがたい状況です。そこで、正確な情報を収集・検査・分析・報告するデジタルフォレンジックの必要性がますます高まっています。
適切な対応を迅速に講じるため、そして被害拡大を防止するため、「いつ、何を、誰が行い、どのような問題が発生しているのか」を正確に把握できる体制の整備が重要です。情報システム管理者の方にはもちろん、情報システムの監査を業務領域とされている方、そしてシステムコンサルティングを領域としているSIerの方にも、ぜひご一読いただきたい、デジタルフォレンジックの最新ガイドです。
デジタルフォレンジックとは?からスタートして、改めてデジタルフォレンジックに関して深く学習できる編成です。
【1】 いざというときの証拠保全がサイバーの世界でも重要に
【2】 発祥はコンピューターの情報を「保全」するテクニック
【3】 デジタルフォレンジックの4大要素
【4】 犯人探しのためではなく従業員を守るための方策
【5】 求められるファストフォレンジック
【6】 デジタルフォレンジックが必要な企業とは
【6】 デジタルフォレンジックが必要な企業とは(一部抜粋)
…ファストフォレンジックを含むデジタルフォレンジックは、どのような企業、団体により強く求められるのだろうか。その1つの答えは、重要インフラの運用管理や、市民・社員の生命、財産に関わっている組織や事業体ということだろう。
官公庁、電力、ガス、交通機関、銀行や証券会社などの金融機関、医療機関、製薬会社など、幅広い企業・団体が対象になる。内閣サイバーセキュリティ センター(NISC)が掲げる重要インフラ14分野に該当する企業や団体では、デジタルフォレンジックは必須のソリューションと言える…
《 執筆 東陽テクニカ セキュリティ&ラボカンパニー 鍾 鋭 》
最新ネットワークフォレンジックシステム「TOYO ThunderBOT」の開発責任者が執筆を担当しました。フォレンジックシステム開発者としての知見と技術が凝縮された最新ガイドは必読です。ぜひダウンロードしてお読みください。
※TOYO ThunderBOTの詳細はこちらから
「サイバーセキュリティ2020最前線」第4弾も新たなテーマで制作進行中です。デジタルフォレンジックの第一線で活躍する特別ゲストをお迎えして、現場での対応など事例を交えさらに質の高い構成でお届けする予定です。
第4段は5月の公開予定です。ご期待ください。